Micro Power Collection (MPC)
-超小集電-
超小集電(MPC)
超小集電(MPC)とは、あらゆる自然物を媒体として、集電材(電極)を介して、微小な電気を収集する技術を指します。超小集電は、天候や時間帯に左右されずに継続的に電力が得られることから、災害時や送電網から切り離された無電環境における生活照明やセンシング、情報通信など社会や暮らしを支援するエナジーハーベストの新領域技術として、様々な分野での産業化や世界的規模での市場開拓が期待されています。
A DAY OF LIFE
私たちは朝目覚めて、朝食を摂り、家事や仕事に1日を費やし、眠りの床に就くまで、誰かがデザインしたものや事柄の影響を受けずに1日を終わる事が無いでしょう。中でも、19世紀以来産業革命の名の下に、大きく進化を遂げたエネルギー開発の影響は私たち自身の暮らしを24時間365日、その影響下におくものと言えます。私たちは、近代の電気のない時代の社会に立ち戻り、新たな未来へエネルギー支援について考えるべき帰路に立っていると思われます。
いつでも、どこでも、必要なだけ。
超小集電技術は地域や天候などに左右されず、持続性の高い電力を自然物を介して供給する技術です。既存の電力網やサービスネットワークによらず、暮らしに不可欠な電力をより多くの人に送り届けることを目標に掲げています。
CHANGE OF MY LIFE
超小集電はどのような暮らしや社会の未来を描き出すのか。私たちはこうしたテーマについて超小集電開発の過程で思いを巡らし、議論を続けて参りました。私たちは如何なる時代や環境においても生き延びるためのデザインや技術を様々な形で生み出してきました。超小集電の新たな技術が、将来私たち自身や地球環境にどのようなポジティブなインパクトを与えるかが重要であると考えています。
>> works-MPC