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SUPER SENSING DESIGN

五感とセンサ・テクノロジーを統合化するデザイン

supersensing

私たちは五感を駆使して日々の生活を営んでいます。一方で高度の発達したクラウド社会とその感性領域を担うセンサ・テクノロジーは急速に発達し,私たちの目に映らない領域で私たちの暮らしの情報基盤を支えていると言えます。2010年、tripod design の主宰者である中川聰は現代のセンサ・テクノロジーの急速な進化と私たち人間が古くから有する感覚器官と脳における解釈のメカニズムに注目して、全く新しい視座からのデザインメソッドの開発に着手し始めました。SUPER SENSINGは今まで私たちが有して来た感覚器官の対象と領域を大きく変化させる考え方です。スーパーセンシングの考え方においては先端のセンサ技術が私たちの感覚の領域や記憶等指向領域までを拡張して行くという考え方に立脚しています。私たち人類以外の生命体の有する感覚や思考,記憶や予測のメカニズムが様ざまな生命体の脳の生態解明とともに進んで行く時、私たちのデザインと言う行為にすら新しい科学のメスが入る可能性があります。
tripod design では世界に先行して様ざまな産業に於けるセンシングのデザインとテクノロジーの有用性と可能性に着目し、新たなセンシング・デザインという産業価値創造に向けた実践的な開発と研究を行っています。