OFF-GRID DESIGN & TECHNOLOGY
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オフグリッド環境下のIoTデザインを考える
2023年1月に米国で開催されるCES展示は、今後世界の中で新たな環境をテーマとした産業開発に貢献が期待されるMPC(超小集電)技術を巡る様々な応用技術や開発が期待できる製品群の紹介に向けたプロトタイプデザインやテクノロジーを米国をはじめとした世界に発信をすることを目標にしております。
私達が展示のテーマとして掲げる内容は、今や大きな社会問題となっている都市環境とエネルギー資源に焦点を当て、私達が研究開発を進めてきたMPCという新しい技術視点を切り口として、今後の情報社会でのFUTURE LIFEを提案出来るいくつかの情報通信やIoTデザインの次世代テクノロジーとして期待出来るプロトタイプやデザインを展示発表したいと考えています。
オフグリッドな未来
MPC / OFF-GRID DESIGN AND TECHNOLOGY
インターネットの普及など、高度で高密度の情報ネットワークが訴求される時代においては、都市環境に限らず森林や海洋など、あらゆる自然環境下において情報の取得や提供が求められます。災害時や公海上、辺境の地域などは、大半がOFF-GRID環境下にあり、電力やガス、水道などのサービスが得られない環境であると言えます。MPC(Micropower Collection)はそのようなOFF-GRID環境に独自の集電技術で電力を継続的に供給する仕組みを提供します。
MPCが生み出す
オフグリッドデザインテーマ
MPCの技術は、身近な自然や暮らしの中から必要な電力を得る事を目的として開発をされました。私達の暮らしに欠かせないアイテムは、電力無しには機能しないものが数多く存在します。それらの現象は、災害時や辺境地をはじめとしたオフグリッド環境下において、より明確な社会課題として表出します。MPCはOFF-GRIDの時間や空間を支援する目的で新たなエネルギー産業として、社会に貢献する事を目指します。
超小集電 (MPC, Micropower Collection)
超小集電とは、あらゆる自然物を媒体として、集電材(電極)を介して、微小な電気を収集する技術を指します。超小集電は、天候や時間帯に左右されずに継続的に電力が得られることから、災害時や送電網から切り離された無電環境における生活照明やセンシング、情報通信など社会や暮らしを支援するエナジーハーベストの新領域技術として、様々な分野での産業化や世界的規模での市場開拓が期待されています。
MPCによる新たな産業領域開発